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“インテリジェント”な鎌田大地に“ファンタスティック”な長谷部誠…フランクフルト監督が称賛

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フランクフルト監督が2人を称賛

 フランクフルトは、21日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループD第3節でオリンピアコスを3-1で撃破。オリバー・グラスナー監督は試合後の会見で、この一戦で今季初ゴールを挙げたMF鎌田大地や3バックの中央でフル出場のMF長谷部誠についても話した。

 バイエルン相手にリーグ戦初勝利を収めるも、続くヘルタ・ベルリン戦を落としたフランクフルト。昨季ギリシャ王者とのホームマッチでは、グラスナー監督はヘルタ戦でベンチスタートの鎌田やラファエル・ボレ、ゴンサロ・パシエンシアを初めて同時起用。するとこの3人がそれぞれ2ゴールに絡み、チームを勝利へ導く活躍を見せた。

 会見でその3人について問われたグラスナー監督は、「ラファエル・ボレは(ヘルタ戦では)代表から戻って来たばかりで先発は無理だったが、今日は素晴らしいプレーを見せてくれた。ゴンサロも良かった。彼らは言葉が通じるため、隣り合わせでプレーするのが多少楽なのかもしれない」とコメント。また、「ダイチは私がこれまで何度も言ったこと、どれほどインテリジェントなプレーヤーなのかを印象的なパフォーマンスで証明した。オリンピアコスが与えたライン間の狭いスペースを見つけ、裏を突く走りもした上、美しいゴールを決めてくれたんだ」と褒め称えた。

 この試合では、3バック右側で先発したブラジル人DFトゥタが後半15分に筋肉系の問題で交代。オーストリア人指揮官は記者にその程度を問われた際、長谷部にも触れた。「(トゥタの状態は)まだ正確に分からない。筋肉に少しばかりの疲労があるかもしれない」と認めると、「マコトも同じことを言っていたが、彼はまたしてもその豊富な経験をもってファンタスティックにこなしてくれた」と称賛しつつ、一時的に交代の可能性があったことをほのめかしていた。

 フランクフルトは24日に行われるブンデスリーガ第9節で、敵地でFW浅野拓磨が所属する昇格組ボーフムと対戦。オリンピアコスで今季初めてともにフル出場した長谷部と鎌田は、次戦もスタメンに名を連ねるのだろうか。

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