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「ありがとう。それが知りたかった」…サラーが相手GKを呼び止めて聞いたこと

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FWモハメド・サラーとGKベン・フォスター

 その地位を確立しても、向上心は尽きない。リバプールFWモハメド・サラーの貪欲な姿勢を、ワトフォードGKベン・フォスターが明かした。英紙『サン』が伝えている。

 16日に行われたプレミアリーグ第8節でワトフォードのホームに乗り込んだリバプール。前半9分にFWサディオ・マネの得点で先制すると、FWロベルト・フィルミーノがハットトリックを達成するだけでなく、サラーも1得点を挙げて、5-0で快勝することになった。

「試合後に彼が言った言葉で、『君はとてもプロフェッショナルで、とても意欲的で、可能な限りベストを尽くしたいと思っているんだな』と感じられたんだ」

 そう語ったフォスターに歩み寄ってきたのが、サラーだったという。フォスターが自身のYoutube『CyclingGK』で明かしている。

「試合には5-0で勝って、モー・サラーは1ゴールを決めていた。でも、彼は試合後に僕に近付いてきて、『ベン、ベン』と呼び止めて聞いたんだ。『もし、僕がペナルティを受けていたら、君はどっちに飛んだ?』ってね」

「僕たちGKはストライカーを研究していて、過去のPKをどこに蹴ったか調べている。サラーは最近の5本をGKの右に決めていたから、『君は最近の5本を右に蹴っていたから、僕は右に飛んだだろうね』って返したんだ。そうしたら、彼は満面の笑みを浮かべて、『ありがとう。知りたかったんだ』と言っていたよ」

 試合に5-0で勝とうが、自身がゴールを決めようが満足せず、次の試合に向けて細かい部分を詰めていこうとするサラー。その姿勢にフォスターは「それが、彼がトップチームにいる理由なんだろうね。彼はトップだよ」と感銘を受けたようだ。

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