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重圧に晒される中…マンチェスター・U幹部はスールシャール続投を支持

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 マンチェスター・ユナイテッドオーレ・グンナー・スールシャール監督は、かつてないほどの重圧に晒されるものの、次節に向けて準備を進めている。『Goal』の取材で明らかになった。

 今夏にクリスティアーノ・ロナウドやジェイドン・サンチョを獲得するなど大型補強に動き、2013年以来のプレミアリーグ優勝が期待されていたマンチェスター・U。しかし、レスター・シティ、リバプールとの連戦で完敗を喫するなど、直近のリーグ戦4試合で勝利がなく、勝ち点1を獲得したのみと厳しい状況に陥っている。

 この結果を受け、一部の選手たちからの信頼を失うスールシャール監督の進退問題にも発展。2018年12月の就任からまもなく3年が経とうとする中、幾度となく困難な状況をくぐり抜けてきた同指揮官だが、リバプール戦で喫した0-5の屈辱的敗戦により、かつてないほどの大きなプレッシャーに晒されている。

 それでもオフ明けの26日、マンチェスター・Uの選手たちがカリントンのトレーニング施設で週末のトッテナム戦の準備に励む中、通常のトレーニング同様にスールシャール監督がグラウンドに姿を現し、選手たちとトレーニングを行ったことが『Goal』の取材で分かっている。

 リバプールに大敗した翌25日、クラブCEOのエド・ウッドワード氏、マネージングディレクターのリチャード・アーノルド氏、さらにオーナーのジョエル・グレイザー氏による今後についての重大な話し合いが行われた様子。しかし、その中で指揮官交代の話はなく、スールシャール監督の下でシーズンの巻き返しを図る方針は揺らぎないようだ。

 依然として進退に関する重圧がなくなったわけではないが、スールシャール監督は当面は続投の見込み。少なくとも30日のトッテナム戦では指揮を執るようだが、周囲の声を抑えるためにも勝利以外許されない試合になりそうだ。その後はインターナショナルブレイクまで、チャンピオンズリーグのアタランタ戦、そしてマンチェスター・シティ戦と厳しい戦いが続く。
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