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伊藤洋輝に“驚き”のシュツットガルト監督「良い仕事をしているのは誰の目にも一目瞭然」

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 シュツットガルトは、現地時間27日に行われるDFBポカール2回戦でケルンをホームに迎える。ペレグリーノ・マタラッツォ監督は、試合に向けた会見でDF伊藤洋輝への評価を語った。

 今夏J2ジュビロ磐田から買い取りオプション付きのレンタルで加わった22歳の伊藤は、当初はスベン・ミスリンタートSD(スポーツディレクター)曰く「2軍で欧州サッカーに馴染ませる予定」だったものの、早くもトップチームで公式戦6試合に出場。DFワルデマー・アントンのコロナ感染も影響し、直近の2試合は主将・遠藤航らとともにフル出場している。

 ここ数日、トレーニングを再開したアントンだが、マタラッツォ監督はケルン戦に向けては「プレーできるのかは様子を見なければならない」と慎重な様子。「それにどれほど長くプレーできるのかも知る必要がある。カップ戦のため、試合が90分間なのか、さらに長くなるのか分からない。だからしっかり考えるべきだろう」と返答した。続けて代役を務める可能性のある伊藤について問われた指揮官は、このように語っている。

「彼がとても良い仕事をしているのは誰の目にも一目瞭然だろう。非常に安定した守備を見せ、良いタイミングでパスを出し、身体を上手く入れるに加え、ビルドアップも優れている。シンプルで良い解決策を見つけることもあり、ロングボールを見ればすごく鋭く精度の高いパスを出せることも確認できる。とにかく良い仕事をして上手く馴染めている。ワルディ(アントン)がプレーできなければ、必ずスタメン候補のはずだ」

 同監督はまた、伊藤の成長が予想より早かったかについての質問にも返答した。

「ヒロ(伊藤)はプレシーズン中にもどれほどのポテンシャルがあるか見せていた。これまでのプレーの大半はポジティブだった。時々、ちょっと不安定な場面もあったが、それは自信が関係しているかもしれない。良い性格をしており、いつも話をしっかりと聞くし、学ぶのも早い。ポジティブな驚きを与えられているので確かに予想より早かったと言えるだろう」
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