beacon

トゥタが劇的同点弾! フランクフルトは後半ATに追い付き、ライプツィヒと1-1ドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

劇的同点ゴールを決めたDFルーカス・トゥタ

[10.30 ブンデス1部第10節 フランクフルト 1-1 ライプツィヒ]

 ブンデス1部は30日、第10節を各地で行った。MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトはホームでライプツィヒと対戦。試合は、1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイム4分にDFルーカス・トゥタが劇的な同点弾を決めて、1-1で引き分けた。

 フランクフルトは、3-4-2-1のフォーメーションを採用。鎌田はシャドーの位置で先発出場し、長谷部はベンチスタートとなった。今季ここまで9試合を戦い、勝利は第7節のバイエルン戦(○2-1)のわずか1勝。今季2勝目を目指し、ホームにライプツィヒを迎えた。

 試合は序盤から両チームともに攻めあぐねる展開。ゴールになかなか近づけないフランクフルトは、MFフィリップ・コスティッチがロングシュートで狙うも、クロスバーやライプツィヒGKペーテル・グラーチに阻まれ、ゴールネットを揺らすことができない。対するライプツィヒも、ゴール前まで迫るが1点が遠い。

 それでも、徐々に試合のリズムをつかんだアウェーチームがスコアを動かす。前半35分、左サイドでコーナーキックを得ると、MFソボスライ・ドミニクがニアサイドに蹴ったボールをDFビリ・オルバンが頭でフリック。最後はファーサイドから走り込んだFWユスフ・ポウルセンが押し込み、先制に成功した。

 フランクフルト1点ビハインドで前半が終了。追いつきたいホームチームだが、後半も攻め手を欠き苦しい展開に。後半の45分を通してライプツィヒにゴール前まで攻め込まれ、危ないシーンが続くも、GKケビン・トラップを中心にDF陣が粘りの守備。相手のミスにも助けられ、追加点を許さない。

 すると、試合終了間際に劇的同点弾が生まれる。後半アディショナルタイム4分、相手陣地中央でフリーキックを得たフランクフルトは、キッカーのコスティッチがゴール前に蹴り込むと、相手GKとDFラインの間でワンバウンドしたボールを、途中出場のトゥタがヘディングで叩き込みネットを揺らした。

 試合は劇的なゴールで1-1のドロー。フランクフルトがホームで勝ち点1をもぎ取った。鎌田はフル出場、長谷部の出場は無かった。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2021-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP