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原口元気が中盤の中心的な存在に。ウニオン指揮官、バイエルン戦でのプレーに「本当に良い試合を見せた」

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ウニオン・ベルリンMF原口元気

 ウニオン・ベルリンは10月30日に行われたブンデスリーガ第10節でバイエルンをホームに迎え、2-5で敗れた。それでも日本代表MF原口元気の現地での評価は高まりつつあるようだ。

 夏にハノーファーから加わった原口はこれまでウニオンではヨーロッパ・カンファレンス・リーグでの1試合を除いてすべての公式戦に出場。16試合中、先発した12試合のほとんどはトップ下でスタートし、リーグ戦では第3節ボルシアMG戦、第8節ボルフスブルク戦、そしてバイエルン戦でもそれぞれアシストを記録している。

 バイエルン戦後の会見で現地記者が、そんな原口についてウルス・フィッシャー監督に質問。「シーズンに入り、最初こそ問題を抱えていたゲンキ・ハラグチだが、着々とコンパクトな中盤において中心的な存在になりつつあるという印象を受けている。今日もたくさんのボール奪取の場面が目立っていたが、どう思うか」と問われたスイス人指揮官は頷きながら「そうだね。彼は疲れを知らずだった」と返答。このように続けた。

「運動量が多く、オン・ザ・ボールでも良かった。最初はちょっとだけ問題があったかもしれないが、仰る通りだと思う。彼のプレーには明確さがあり、何度も相手ラインを超えさせるシチュエーションをつくり出してくれている。今日は本当に良い試合を見せてくれた」

 なお、ドイツ誌『キッカー』での評価は43分にニコ・ギーセルマンのゴールをアシストした原口のパフォーマンスに「3」と及第点。バイエルンに5点奪われた中、チーム単独最高の評価が与えられた。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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