イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、アントニオ・コンテ氏が現地時間2日にもトッテナム新監督に就任する見込みとなった。

　トッテナムは今夏、紆余曲折を経てヌーノ・エスピーリト・サント監督を招へい。しかしプレミアリーグ10試合を終えて5勝5敗と波に乗れず、またヨーロッパ・カンファレンスリーグでも調子が上がらなかったことで、クラブは1日に同指揮官を解任する決定を下した。

　新指揮官候補には元ローマ指揮官のパウロ・フォンセカ氏らの名が挙がっていたものの、ディレクターを務めるファビオ・パラティチ氏は今夏にも招へいを試みた元インテルのコンテ氏に再アプローチを掛けていたことが明らかに。同氏はすでにロンドンに到着しており、1年半のオファーを提示したトッテナムと交渉を行っている。

　そして『スカイ・スポーツ』によれば、両者の交渉は最終局面に入っており、現地時間2日にも契約を交わす見通しとのことだ。報道通りに事が運ぶならば、コンテ氏の初陣は4日に行われるヨーロッパ・カンファレンスリーグのフィテッセ戦となる。

　なお、コンテ氏がトッテナム指揮官に就任することが決まれば、チェルシーを退任した2018年以来3年ぶりのプレミアリーグ復帰に。ウェストロンドンのクラブを率いた当時、同指揮官は初年度にプレミアリーグ優勝、翌年にFAカップ制覇を成し遂げていた。

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