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英紙「ケインとは違う」ソン・フンミンがどの監督にも好かれる理由は?

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トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミン

 イギリス『デイリー・メール』がトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンについて、どの監督にも好まれる選手だと絶賛し、アントニオ・コンテ新監督の下での活躍にも期待を寄せた。

 ソン・フンミンは今季もトッテナムで攻撃の主軸を担い、プレミアリーグでチームトップの4得点を記録している。その一方で、今夏にマンチェスター・シティ移籍目前とされながら残留したエースFWハリー・ケインは、いまだ1ゴール。昨季に得点王とアシスト王をダブル受賞した実力を発揮できていない。

 同紙はソン・フンミンに関して「この韓国人選手は、トッテナムに着任したどの監督にとっても夢のような選手」と称賛の言葉を送り、「今夏、新たに5年契約を結んだばかりのソンは、ケインとは異なり、完全にチームに溶け込んで献身的にプレーしている」と、イングランド代表FWと対比させる形でその理由を説明している。

 だが、不振のトッテナムが巻き返すにはソン・フンミンの存在だけでなく、ケインが本来の姿を取り戻すことも必要だ。同紙はコンテ新監督の最初の仕事として「ゴールを狙う才能豊かな2人を活性化させ、再び戦えるようにすることだ」と、昨季まで猛威を振るっていた攻撃デュオの復活を挙げ、「3-5-2または3-4-3を採用すれば、ソンとケインの2人が自由に攻撃し、相手を苦しめることができるだろう」と提言している。

 続けて「ソンは一生懸命に働き、チームの中で最も情熱的な選手の1人だ。得点を決めたときにはよく笑顔を見せてくれる」とし、「もし、コンテが彼のスタイルを正しく理解することができれば、インテルでルカクとラウタロ・マルティネスを起用したように、ソンとケインでそれ再現することができるだろう」と太鼓判を押した。

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