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フランクフルト、来夏に長谷部誠ら6人と“お別れ”?独誌が新幹部のプランを予想

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 MF長谷部誠は来夏、フランクフルトを離れることになるのだろうか。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』によるとクラブ幹部は元日本代表MFを含めた選手たち6人に「別れを告げる」決断を下したという。

 今夏に強化担当のフレディ・ボビッチ役員がヘルタ・ベルリンに向かい、アディ・ヒュッター監督をボルシア・メンヒェングラットバッハへと失ったフランクフルト。昨シーズン5位フィニッシュのチームだが、オリヴァー・グラスナー新監督の下ではブンデスリーガ10節消化時点1勝6分け3敗で15位に低迷。そんな中、ボビッチ氏の後任のマルクス・クレシェ役員は来シーズンに向けてチームの刷新を進めていると報じられている。

『シュポルト・ビルト』曰く、クラブは来夏には長谷部やシュテファン・イルザンカー、ダニー・ダ・コスタやエリック・ドゥルム、アイメン・バルコクやゴンサロ・パシエンシアと少なくとも6人に「別れを告げる」決断を下したとのこと。その一部はパフォーマンスの理由から、一部は経済面の理由から放出すると伝えられた。

 上記6人のうち、いずれにしても来夏にフランクフルトとの契約が満了を迎えるのは長谷部、イルザンカー、ダ・コスタ、バルコクの4人。クレシェ役員は彼らとの契約延長は見送る一方で、2023年までの契約となっているドゥルムやパシエンシアに関しては、右サイドの補強に投じる資金を得るために売却を目指すという。

 但し、この報道では現役引退後にもドイツに残り、監督ライセンスを取得する考えを以前にも示していた長谷部の今後には言及されていない。現役ながらクラブ・アンバサダーも務める副キャプテンは在籍年数も現メンバーで最長タイなだけに、クラブがなんらかのポストを用意しないのは考えづらいかもしれない。またクラブとしても、今の苦しい状況での来夏の放出候補についての報道は避けたいところだろう。
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