チェルシーのMFサウール・ニゲスは選択肢が非常に限られたものになっているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

　今夏の移籍市場で、買い取りオプション付きの1年レンタルでアトレティコ・マドリーからチェルシーに移籍したサウール。しかし、今季出場時間は239分で、そのうち165分がカラバオカップでのもの。プレミアリーグでは6試合連続不出場となっている。一部では、この状況を受けたチェルシーが、サウールを冬の市場でアトレティコに返すと伝えられている。

　そうなった場合、給与の制限もあるアトレティコにも居場所がないサウールに選択肢はほとんど残されていないという。『ムンド・デポルティボ』では、ヨーロッパ以外のMLSや南米でより多くのチャンスを得ることができると報じている。FIFAの規定では、選手が1シーズンに3つの異なるチームでプレーすることはできないからだ。

　チェルシーではエンゴロ・カンテ、ジョルジーニョ、マテオ・コバチッチといった実力者とのポジション争いを強いられているサウール。残留か、リーグレベルを下げるのか決断が迫られている。

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