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W杯出場決定ならず伊代表ボヌッチ「欧州王者になって壁ができた。気楽に臨まないと」

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自身の見解を示したDFレオナルド・ボヌッチ

 イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが15日の北アイルランド戦終了後、インタビューに応じ、自身の見解を示した。イタリアメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 ロベルト・マンチーニ監督率いるEURO2020王者のイタリアは、15日のカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループC最終節において、北アイルランドと敵地ベルファストで対戦。だが、本選出場を懸けた重要な一戦で勝利を収めることはできず、スコアレスドローで終わった。前節まで首位につけていたイタリアだが、同ポイントで並んでいた2位のスイス(最終節でブルガリアに4-0で勝利)に追い抜かれ、来年3月のプレーオフへと回ることが決定した。

 負傷離脱中のDFジョルジョ・キエッリーニに代わって北アイルランド戦でキャプテンマークを巻いたボヌッチは、チームのメンタル面の問題に触れつつ、前を向いた。

「頭の中は3月へと向いている。後ろを振り返るのではなく、前を見なければならない。きっと厳しい試合になるだろう。フィジカルおよびメンタルの両面でエネルギーを蓄えておかなければならない。EUROの時のような自然体の姿勢を取り戻す必要がある。あの時は、プレッシャーを受けることなく、楽しくカルチョがプレーできていた。ヨーロッパ王者になったことで、無意識のうちに何らかの壁ができてしまったのかもしれない。もっと気楽に試合に臨むべきだ」

「EUROを終えてからは、自分たちの運命を自ら難しくしてしまった。これまでにW杯行きを決める方法はいくらでもあったのに、北アイルランドへやって来た時点で、僕らにはただ一つ、勝利という結果を出すしかなかった。あきらめずに戦ったスイスはおめでとう。僕らも自然体を取り戻し、プレーを楽しめるようになって、W杯行きを決めたい。本大会では偉大なパフォーマンスを見せるつもりだ」

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