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バロテッリ、決定力不足のイタリア代表に猛アピール「復帰へ準備はできている」

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 元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが『OCW Sports』のTwitch(ツイッチ)チャンネルでインタビューに応じ、代表復帰へ意気込みを見せた。

 カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選においてグループCで2位に終わり、未だ出場権を手にすることができていないイタリア。2大会ぶりのW杯出場を決めるには3月のプレーオフで勝利を収めなければならないが、イタリアはこのところは前線の決定力不足に悩まされている。

 そんな中、トルコ1部のヴィンチェンツォ・モンテッラ率いるアダナ・デミルスポルで今シーズン、5ゴールを挙げている31歳のバロテッリが名乗りを上げた。

「ここ2年半と比べて今は調子が良く、代表へ復帰する準備はできている。俺にとって夢だし、もし3月に呼ばれたらトルコから歩いてでも行きたいくらいだ。(ロベルト)マンチーニとは以前からずっと最高の関係を築いている。俺が復帰するために何が必要なのかも、はっきり伝えてくれた」

「本当に調子が良いのなら俺を招集するはずだって? マンチーニが俺を呼ばなかったのは俺の潜在能力をよく分かっているからだ。俺はまだあのレベルまで到達できていない。だが、これから3月までトップコンディションに仕上げていく時間はある。自分が招集されなかったことを嘆くためにここへ来たのではないし、ベストコンディションはそれほど遠くない。俺はただトレーニングに打ち込むだけだ」

 続いてバロテッリは自身のキャリアを振り返ると、マンチーニの助言により中国移籍を断念した過去を明かした。

「ニースやマルセイユでは上手く行っていた。だが、ブレシアには特殊な会長がいたし、モンツァではスタートに出遅れた。あのような選択を再びするつもりはない。俺はマルセイユを退団した2年ほど前、中国へ行く可能性があったんだ。そこでマンチーニに相談したら『正しい選択にはならない』と言われ、ブレシアに加入したんだ」

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