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ロイスV弾でドルトムントが勝利! シュツットガルトは3連敗…遠藤航は五輪からフル稼働

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ドルトムントが勝利

[11.20 ブンデスリーガ第12節 ドルトムント 2-1 シュツットガルト]

 ブンデスリーガは20日、第12節を行い、日本代表MF遠藤航とMF伊藤洋輝が所属するシュツットガルトはアウェーでドルトムントと対戦し、1-2で敗れた。代表帰りの遠藤は開幕から12試合連続スタメン。伊藤もリーグ5試合連続先発とレギュラーに定着し、揃ってフル出場した。

 遠藤は日本代表でアンカーを担い、11日のW杯アジア最終予選ベトナム戦、16日のオマーン戦にフル出場。東京五輪からフル稼働が続いているが、変わらず先発入り。シュツットガルトは3-5-2を採用し、主将の遠藤は右インサイドハーフ、伊藤は3バックの左に入った。

 ドルトムントが前半から攻め込み、6分にMFマルコ・ロイスが直接FKで惜しいチャンスを創出すれば、13分にはMFユリアン・ブラントの速い右クロスからFWドニエル・マーレンがヘディングシュートでゴールを強襲した。シュツットガルトも前半38分、遠藤が前線のスペースに絶妙なフィードを供給すると、抜け出したMFオレル・マンガラが競り合い、FWタンギ・クリバリが左足ボレー。決定的な形だったが、GKグレゴール・コベルの好セーブに阻まれた。

 スコアレスで前半を折り返すと、ドルトムントが試合を動かした。後半11分、素早くボールを動かして相手守備を揺さぶったドルトムントはPA手前からマーレンが右足を一閃。ミドルシュートを突き刺した。

 すると、シュツットガルトの反撃が実る。後半18分、カウンターからMFアタカン・カラソルの縦パスを受けたFWロベルト・マッシモが対峙したDFマッツ・フンメルスをかわしてコースをつくり、左足シュートでネットを揺らした。遠藤が絶妙なスルーパスでチャンスを創出する形もあったが、次の一点を奪ったのはドルトムントだった。

 後半41分、カウンターからドリブルで長距離を持ち上がったロイスが巧みなスルーパス。抜け出したFWトルガン・アザールのシュートはGKに阻まれたが、こぼれ球をロイスが押し込んだ。これが決勝点となり、ドルトムントが公式戦3試合ぶりに勝利。シュツットガルトは3連敗を喫した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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