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「FWは決めるのが責任」シントトロイデン林大地が先制弾で今季2点目! 鈴木優磨、橋岡大樹、シュミット、原大智も出場

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FW林大地が先制ゴール

[11.21 ベルギー・リーグ第15節 シントトロイデン2-1アントワープ]

 ベルギー・リーグは21日に第15節を行った。シントトロイデンアントワープと対戦し、2-1で勝利。FW林大地が前半31分に先制点を奪っている。

 互いに日本人が所属するチームの対戦。シントトロイデンは林、FW鈴木優磨、DF橋岡大樹、GKシュミット・ダニエルが先発出場し、後半40分にはFW原大智が途中出場した。ベンチのFW伊藤達哉に出番はなかった。一方、アントワープに所属するMF三好康児はメンバー外となった。

 前半8分、右サイドの鈴木が敵陣PA付近の林と好連係を見せながらチャンスを創出。しかし、グラウンダーのクロスには誰も合わなかった。同20分には林がMFラジャ・ニンゴランと競り合い、一触即発の場面も。だが、動じない東京五輪代表は、前半30分に先制ゴールで結果を残す。

 中盤右サイドで橋岡がボールを奪い切り、シントトロイデンはショートカウンター。右サイドから鋭いグラウンダーのクロスが送り込まれると、鈴木が相手守備陣を引き付ける。ぽっかり空いたPA中央に林が走り込み、右足ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。林は今季2点目となった。

 シントトロイデンは前半37分に追加点。相手のセットプレーから鈴木と林が2人でプレスを仕掛け、鈴木がボールを奪取。FWアブバカリー・コイタが個人技から追加点を奪った。

 前半を2-0で折り返したシントトロイデンは、後半38分に失点。だが、そのまま逃げ切りに成功し、2-1で試合を終えた。チームは連勝で、10位に位置している。

 試合後、『DAZN』では林にフラッシュインタビュー。林は「チーム全体で、しっかりみんなでハードワークできたいい試合だった」と振り返る。「スティービィーがいいボールをくれたので、自分はしっかり決めるだけでした。パスをくれた味方に感謝して、FWは決めるのが責任なので、しっかり決め切れてよかった」と語った。

 2トップを組む鈴木については「優磨くんは僕にできない仕事を、丁寧にこなしてくれている。優磨くんがいるおかげで、心強い先輩が近くにいるので、伸び伸びとプレーできます」と印象を語った。

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