リバプールのユルゲン・クロップ監督が、日本代表FW南野拓実を再び称賛した。

　今季はカップ戦で結果を残しながらも、プレミアリーグでは出番を得られていなかった南野。それでも第12節のアーセナル戦で3-0とリードしていた76分から出場すると、ファーストタッチで待望のリーグ戦初ゴールを奪っている。

　クロップ監督はアーセナル戦後、南野について「私がどれほど嬉しいか想像もできないだろう?」と語り、活躍を手放しで称賛していた。そしてチャンピオンズリーグ(CL)ポルト戦前の会見で再び日本代表FWについて問われると、以下のように答えている。

「彼がここ数試合、日本代表でプレーしていたのはコンディションが素晴らしいからだ。助かるよね。際立って調子がいいし、それは重要なことなんだ。土曜日の試合では、タキが5つのポジションを変更できるベンチの最初の選択肢であると理解していた。これが多くを物語っているよね。彼はそれら全てのポジションでプレーできるんだ」

「出場40秒でゴールを決めたのは素晴らしい。あの時、彼がこの数カ月でいかに自信をつけたか、そしていかに優れた選手であるかを理解できたと思う。本当に嬉しいよ。そして間違いなく、彼は出場機会を得るだろう」

　なお、すでに首位でのCLグループリーグ突破を決めているリバプールだが、指揮官はポルト戦のメンバーについて「正直に言うと、まだ決めていない。メディカル部門が大きな影響を与えるからね。これからだよ。ただ、どんなメンバーでも、次の試合で勝つことだけが目標だ」と語っている。

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