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伊藤洋輝の買い取りオプション行使を明言!シュトゥットガルト監督「もう祈る必要はない」

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DF伊藤洋輝が完全移籍へ

 シュトゥットガルトにレンタル中のDF伊藤洋輝は完全移籍移行がもはや決定事項のようだ。ペレグリーノ・マタラッツォ監督が明言している。

 伊藤は昨夏にJ2ジュビロ磐田から買い取りオプション付きのレンタルで加入。当初はセカンドチームでプレーする予定となっていたが、左利きの22歳はプレシーズンでアピールに成功し、序盤からトップチームのメンバーに。同僚の離脱も影響したとはいえ、3バックの中央や左でコンスタントに出場機会を得ている。

 そして伊藤は26日、ブンデスリーガ第13節マインツ戦に主将・遠藤航らとともにも先発出場すると、21分には右足でビューティフルゴールをマーク。出場した公式戦11試合目にして加入後初ゴールを挙げ、チームのリーグ戦6試合ぶりの勝利に大きく貢献した。

 現地メディアの取材陣もそんな伊藤に注目。試合後の会見で、その好パフォーマンスが通常3バックの左でプレーする負傷離脱中の「DFマーク・オリバー・ケンプフの状況にどう影響するのか」とマタラッツォ監督に質問。指揮官は「(2人は)レギュラー争いするということだ」と返答し、伊藤についてこのように続けた。

「以前は中央のセンターバックとしても上手くやってくれたが、今は左の位置でも非常に優れたパフォーマンスを見せくれている。安定感があって、とても良いボールを出し守備も良く、今日はさらに右足でゴールを決めてくれた。私は彼のパフォーマンスを嬉しく思う」

 続けて「クラブが買い取りオプションを行使し、イトウを完全移籍で加えるよう祈っているか」とも問われた同監督。「もう祈る必要はない。ヒロに関しては、買い取りオプションを行使することになる」と明し、内部では買い取りの決定がすでに下されていることを認めた。

 なおドイツ誌『キッカー』など現地メディアによれば、シュトゥットガルトが支払うレンタル料は10万ユーロ(約1300万円)、買い取りオプション行使の設定額は40万ユーロ(約5200万円)となるという。

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