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長谷部&鎌田フル出場のフランクフルトが今季ホーム初白星! 土壇場決勝弾でウニオン下す

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フランクフルトが今季ホーム初白星を挙げた

[11.28 ブンデスリーガ第13節 フランクフルト 2-1 ウニオン・ベルリン]

 ブンデス1部は28日、第13節を各地で行い、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトはホームでMF原口元気とMF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンと対戦し、2-1で勝利した。長谷部は3バックの中央で、鎌田はシャドーの位置で先発出場。原口は2列目でスタートからピッチへ、遠藤はメンバー外となった。

 試合は序盤にゴールネットが揺れる。前半7分、フランクフルトのMFティモシー・チャンドラーが自陣でボールを奪うと、前線を走るFWラファエル・サントス・ボレにスルーパスを通す。受けたボレは、顔を上げ冷静にゴール右隅にシュートを放った。ボールはウニオンのGKアンドレアス・ルーテが左手を目一杯伸ばすも届かず、ゴールイン。しかし、ボレがボールを受けた位置がオフサイドの判定でノーゴールとなり、先制とはならなかった。

 それでも、フランクフルトが再びネットを揺らす。前半22分、左サイドでコーナーキックを得たフランクフルトはショートコーナーで変化を加える。ボールを受けたMFフィリップ・コスティッチのクロスはニアサイドで相手選手に阻まれるが、そのボールが流れた先に構えていたMFジブリル・ソウがミドルシュートを突き刺す。弾丸のような軌道のボールにGKルーテは一歩も動けず。ホームのフランクフルトが先制に成功した。

 さらに攻めるフランクフルトは前半25分、左サイドを仕掛けたコスティッチのクロスに鎌田がヘディング弾。しかし、シュートはクロスバーをかすめ惜しくもゴールとはならない。ホームチームの1点リードで後半に折り返した。

 1点を追うウニオンは後半13分に2枚替え。原口はここでピッチを後にした。すると、同17分にウニオンにチャンス。ペナルティーエリア内でボールを受けたFWタイウォ・アウォニイがフランクフルトのDFエバン・ヌディカに倒されてPKを得た。このPKをFWマックス・クルーゼが左足で流し込み、同点弾。試合を振り出しに戻した。

 その後、激しい攻撃の応酬となるも両チームともに譲らず。しかし、ドラマは試合終了間際に待っていた。後半アディショナルタイム5分、左サイドからコスティッチがゴール前にクロスを送ると、ヌディカが頭で合わせて決勝弾。土壇場で試合を決定づけ、2-1で勝利を挙げた。フランクフルトはホーム初白星で3連勝。長谷部と鎌田はフル出場を果たしている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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