beacon

シントトロイデンと契約解除の“韓国のメッシ”、新天地が決定…ベルギー紙「クラブを探すのに時間はかからなかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWイ・スンウが母国復帰

 Kリーグ1(韓国1部)の水原FCは3日、元韓国代表FWイ・スンウ(23)が加入することを発表した。

 イ・スンウはユース時代に仁川ユナイテッドからバルセロナのラ・マシアに加入。“韓国のメッシ”として期待されていたが、トップチーム昇格は叶わず、2017年にセリエAのベローナに移籍した。

 2019年8月にはシントトロイデン(ベルギー1部)に新天地を求め、今年2月からシーズン終了までポルティモネンセ(ポルトガル1部)に期限付き移籍。今季シントトロイデンに復帰したが、公式戦の出場がないまま先月末に契約解除となっていた。

 韓国代表としては2018年5月にデビューを果たし、これまで国際Aマッチ通算11試合に出場。同年のロシアW杯にチーム最年少で選出され、背番号10を着けて2試合に出場したが、2019年6月を最後に代表からは遠ざかっている。

 再起を図るイ・スンウはクラブ公式サイト上で「水原FCを通してKリーグのファンと初めて会うことができるので、新たな覚悟ができた。早くチームに適応し、来季に水原FCが名門チームになるよう最善を尽くす」とコメントした。

 また、ベルギー『HBVL』も同選手の去就に注目しており、「元シントトロイデンのイ・スンウが故郷の水原FCに身を寄せる」と題した記事で「元カナリー(シントトロイデンの愛称)のイ・スンウは、新しいクラブを探すのに時間はかからなかった」とレポート。「韓国Kリーグで5位になっている」と水原FCのチーム状況なども伝えた。

●ベルギー・リーグ2021-22特集

TOP