beacon

R・マドリーが6連勝で首位独走中!! ベンゼマ負傷交代もビニシウスが自身初の二桁ゴール達成

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWルカ・ヨビッチ(写真左)の2点目

[12.4 ラ・リーガ第16節 ソシエダ 0-2 R・マドリー]

 ラ・リーガは4日、第16節を各地で行い、レアル・マドリーソシエダを2-0で破った。エースの負傷交代で嫌なムードも漂った中、FWビニシウス・ジュニオールが今季10点目となる先制ゴールを記録。さらに途中出場のFWルカ・ヨビッチも追加点を決め、首位独走ムードをさらに高めた。

 共にシーズン序盤から上位を走り続けている両者の直接対決。中でも他会場ではMF久保建英の決勝ゴールによってマジョルカがアトレティコ・マドリーを倒しており、久保を期限付き移籍で貸し出しているR・マドリーにとっては独走態勢を保つ上で大きな意味のある一戦となった。

 ところが前半17分、試合開始早々にR・マドリーをアクシデントが襲う。今季12ゴールで得点ランキングトップを走るエースのFWカリム・ベンゼマが左ハムストリングを負傷。今季なかなか出番の少ないヨビッチとの交代を強いられた。

 それでも前半22分、R・マドリーは右サイドでパスを受けたFWロドリゴ・ゴエスがGKアレックス・レミロを強襲する右足シュート。対するソシエダは同44分、セットプレーの流れからFWアレクサンデル・セルロート、FWアレクサンデル・イサクが空中戦を競り合い、チャンスを導くも、FWミケル・オヤルサバルのシュートは左に外れた。

 試合が動いたのは後半3分だった。R・マドリーはMFトニ・クロースからのパスを受けたビニシウスが果敢なカットインを見せると、ヨビッチとのワンツーでペナルティエリア内を打開。最後は落ち着いた右足シュートでゴール左隅に沈めた。ビニシウスはこれで今季10点目。自身初の二桁ゴールを達成した。

 R・マドリーはさらに後半11分、クロースの右コーナーキックがニアサイドに入ると、MFカゼミーロが頭でそらし、ゴール前でヨビッチが反応。ダイビングヘッドでリードを2点に広げた。その後も主導権を握り続けたR・マドリーは無失点のままシャットアウト。1試合消化の少ない2位セビージャとの勝ち点差を8に広げた。

●海外組ガイド
●ラ・リーガ2021-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP