beacon

バイエルン戦後に“八百長”発言のベリンガムへDFBが調査開始…ドルトムントは選手を擁護

このエントリーをはてなブックマークに追加

MFジュード・ベリンガムの発言が問題に

 ドルトムントMFジュード・ベリンガムの発言を巡って、ドイツサッカー連盟(DFB)が調査に乗り出したようだ。

 ドルトムントは4日、バイエルンとの“デア・クラシカー”に臨んだ。一進一退の攻防が繰り広げられた中で同点で迎えた77分、マッツ・フンメルスのハンドを取られてPKを献上。これをロベルト・レバンドフスキに決められ、2-3で敗れている。

 この一戦後、ベリンガムはインタビューで不満を爆発。厳しい言葉でレフェリーを非難していた。

「僕からすればPKじゃない。フンメルスはボールを見ていない。競り合った中で当たってしまったが、彼がボールを見ていたとは思えない。この試合の多くの判定を見ればわかると思うけど、ドイツ最大の試合を八百長をしたレフェリーに任せた。一体何を求めているんだ?」

 これを受け、DFBは主審を誹謗中傷しかねない発言をしたベリンガムを非難。同連盟規律委員会のトップであるアントン・ナクライナー氏は、ドイツ『SID』で「規律委員会は、スポーツ刑法に関連性のあるためにドルトムントの選手、ジュード・ベリンガムの発言を調査する」と発表した。

 一方、ドルトムントのミヒャエル・ツォルク氏は同メディアで「彼は18歳で、ヒートアップした感情高ぶる試合の後に発言した。このような調査をすべきではない。単に短気なだけだ。今、世界中に広がってしまったが、我々は彼を守りたい。それに、刑法に引っ掛かるような問題があったようには思わない」と擁護している。

 また、バイエルンのオリバー・カーン氏はドイツ『スカイ』でこの件について「私は選手の感情を一番理解できる人間だ。もちろん、行き過ぎであるとは思うが、以前にこのような発言をした選手は思い当たらない。どのようにしてこのような発言に至ったのか私にはわからない」とコメントしている。

●ブンデスリーガ2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP