マンチェスター・ユナイテッドが、DFビクトル・リンデロフの状態に関して声明を発表した。

　11日のノリッジ・シティ戦(1-0)に先発出場したリンデロフだが、70分頃に突如胸に手を当てて座り込んだ。クリスティアン・エリクセンやセルヒオ・アグエロなど、近年試合中に循環器系のトラブルを起こす選手が出る中、スウェーデン代表DFの状態にも心配の声が上がっている。

　試合後にハリー・マグワイアは「彼は違和感を訴えていた」と話し、またダビド・デ・ヘアは「呼吸がしにくそうで、何かがおかしかったみたいだ」と言及。さらに、ラルフ・ラングニック監督は「医師が検査したが、すべて大丈夫のようだ」と説明していた。

　そして14日、マンチェスター・Uはリンデロフの状態について発表。この中で「ヴィクトルは現在、一連の検査を受けている。しかし、ノリッジ戦で経験した件から順調に回復している」と伝えた。

　また、現在クラブ内で複数の新型コロナウイルス陽性者が出る中、ウイルス感染によって症状を来たした可能性があるとも考えられているが、クラブは「あらゆる状況から考えても、クラブ内で起きている新型コロナウイルスのアウトブレイクとは関係がない」と綴っている。

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