AZのパスカル・ヤンセン監督は、DF菅原由勢を称賛した。

　先週末には敵地でアヤックスに2-1で勝利するなど、現在公式戦5連勝中と復調を見せるAZ。序盤は低迷していたものの、8位にまで順位を上げる中、ヤンセン監督は立て直しのキーマンとして菅原の名前を挙げた。この様子をオランダ『VI』が伝えている。

　同指揮官は、このところ右ウィングで起用する日本人選手について「彼は重要な役割を担っている。本来は右サイドバックだから、ディフェンダーのように考えてプレーしている」と話し、賛辞を続けた。

「それに、彼は我々の試合に幅をもたらし、さらに最高のクロスも見せている。(バンゲリス)パヴリディスや(ダニ)デ・ウィットといった選手たちの利益になっているね」

　また、チームが復調する理由については「我々は今、試合の序盤でよりオーガナイズされたから、リードされる展開がなくなった。それに、たくさんのチャンスを作り、このような状態を続けられるようになっている。ボールを失ったときも、さらに安定感を増した」と分析した。

---

●海外組ガイド
●オランダ・エールディビジ2021-22特集