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王者アトレティコ、連覇遠のく3連敗…スアレスはシメオネに激怒か

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FWルイス・スアレスが交代時に怒り

[12.18 ラ・リーガ第18節 セビージャ2-1 A・マドリー]

 ラ・リーガ第18節が18日に行われ、昨季王者の5位アトレティコ・マドリーはアウェーで2位セビージャに1-2で敗れた。今季最多の3連敗を喫し、首位レアル・マドリーとは暫定13ポイント差。連覇に向けて厳しい状況が続いている。

 敵地に乗り込んだアトレティコは前半7分、セビージャのMFイバン・ラキティッチに強烈なミドルシュートを叩き込まれ、先制ゴールを献上。同33分に右CKからDFフェリペ・アウグストがヘディングを決めて1-1としたが、後半43分にセビージャの右CKの流れから、FWルーカス・オカンポスに右足のボレーで決勝点を奪われた。

 また、この試合では3戦ぶりにスタメン出場したFWルイス・スアレスが1-1の後半12分に途中交代。ピッチを出てベンチに向かう際、ディエゴ・シメオネ監督の判断に不満を示し、ベンチに座った後も物を投げるなど怒りが収まらない様子をスペイン『ディレクト・ゴル』のカメラに捉えられている。

 同メディアによると、スアレスは歩きながら「役立たず・無能」を意味するワードや「いつも同じだ」などの言葉を発していたという。その後、シメオネ監督との挨拶をスルーしてベンチへ。指揮官に対して怒りを爆発させたとして、スペイン『エル・エスパニョール』など複数メディアが報じている。

 ウルグアイ代表ストライカーは今節を含め、公式戦7試合連続ノーゴールと不振が続く。データサイト『オプタ』では2014年夏のスペイン移籍以来、ワースト記録だと伝えられており、そうしたフラストレーションも関係しているのかもしれない。


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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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