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南野は終了間際の劇的ボレー同点弾! リバプールがレスターとのPK戦を制し、カラバオ杯4強へ

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FW南野拓実がスーパーボレーで同点に

[12.22 カラバオ杯準々決勝 リバプール 3-3(PK5-4) レスター・シティ]

 カラバオカップ準々決勝2日目が22日に行われた。FW南野拓実が所属するリバプールレスター・シティと対戦し、3-3のPK戦の末、5-4で4強進出。フル出場の南野は、1ゴール1アシストを記録した。

 リバプールは4-3-3の布陣を敷き、南野は前線3枚の左で先発。試合は序盤から大きく動く。前半9分、13分ともにカウンターを許すと、FWジェイミー・バーディーに決められ、0-2と点差を広げられた。

 しかし、リバプールも前半19分にはFWロベルト・フィルミーノがPA内で体を張り、PA手前に落としたところをMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンのミドルで1点を返す。だが喜びもつかの間、同33分にはMFジェームズ・マディソンにミドルを決められ、1-3で前半を折り返した。

 追いかけるリバプールは後半開始から3枚の交代カードを切り、DFイブラヒマ・コナテ、MFジェームズ・ミルナー、FWディオゴ・ジョタが入る。前線はフィルミーノ、南野、ジョタの3枚に。それぞれがポジションを入れ替えながら流動的な攻撃を仕掛けると、後半23分に再びスコアを動かす。

 リバプールはコナテの縦パスをジョタが収め、混戦の中でフィルミーノがPA手前の南野へ。中央の南野がPA左に柔らかくパスを通すと、走り込んだジョタが鋭いシュートをゴールに突き刺した。残り時間20分で2-3と点差を縮めてみせた。

 試合は90分を過ぎ、後半アディショナルタイムへ。すると、南野が意地を見せる。後半アディショナル5分過ぎ、ミルナーが右サイドから大きくクロスを上げる。南野はPAライン際で胸トラップから右足ボレー。ゴールに突き刺し、3-3と振り出しに戻した。

 延長戦はなく、そのままPK戦へ。リバプールはGKクィービーン・ケレハーの活躍もあり、4-4で5人目の南野が決め切れば勝利の展開。しかし、南野は痛恨ミス。6人目のジョタが決め、5-4で4強入りを果たした。


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