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開始7分でベンゼマ2発!! 前節連勝ストップのR・マドリー、年内最終戦で難敵ビルバオ撃破

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FWカリム・ベンゼマ

[12.22 ラ・リーガ第21節 R・マドリー2-1ビルバオ]

 ラ・リーガは22日、第21節1試合を前倒しで行い、レアル・マドリービルバオを2-1で破った。前節のカディス戦で公式戦の連勝が10でストップしたが、年内最終戦を白星で飾り、首位をキープした。

 両チームともに新型コロナウイルスの影響で多くの主力選手を欠く中、試合は序盤から大きく動いた。

 まずは前半4分、R・マドリーはFWカリム・ベンゼマがMFトニ・クロースからのパスを左サイドで受け、FWビニシウス・ジュニオールにスルーパス。ビニシウスは縦への突破と見せかけ、クロースに折り返し、再びベンゼマにボールが送られると、角度のないところから右足一閃。うまく巻いたシュートをゴール右隅に突き刺し、先制に成功した。

 さらにR・マドリーは前半7分、MFフェデリコ・バルベルデが右サイドでボールを奪い、FWエデン・アザールにつながると、ドリブル突破で混戦が発生。ビルバオはDFウナイ・ヌニェスがなんとかバックパスで難を逃れようと試みるも、これがベンゼマのもとへ。ベンゼマは落ち着いて持ち出し、右足で左隅に流し込んだ。

 ベンゼマはこれで今季15ゴール。得点ランキング2位のFWフアンミ(ベティス)、3位のビニシウスを大きく突き放し、独走態勢をさらに強めた。

 ところが前半10分、ビルバオも1点を返す。的確な立ち位置でのポゼッションからDFオスカル・デ・マルコスが右サイドをゆっくりと攻め上がり、MFオイエル・ザラガの裏抜けを支持すると、これを囮に使って中央の味方にパス。これをMFオイハン・サンセットが受けると、強烈なミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。

 その後は一転、両チームともに多くのチャンスを作りながらも得点がなかなか入らない展開に。前半23分、R・マドリーはアザールの決定機がデ・マルコスに止められると、後半11分にはクロースの決定的なシュートが枠を外れる。ビルバオは同15分、FWイニャキ・ウィリアムズのシュートが惜しくも外れた。

 終盤には今季凄まじいパフォーマンスでR・マドリーの堅守を支えているGKティボー・クルトワが好セーブを連発し、ビルバオもGKウナイ・シモンの代役で出場している20歳のGKフレン・アギレサバラがアザールやクロースのシュートを阻止。結局そのままタイムアップを迎え、R・マドリーが勝ち点3を奪った。

 R・マドリーは今季19試合目で14勝目。勝ち点を46とし、1試合消化の少ない2位セビージャとの勝ち点差が8となっている。またこの日、昨季王者のA・マドリーが第9節延期分でグラナダに敗れ、これで4連敗。同じく1試合消化が少ないが、R・マドリーとの勝ち点差は17に開いた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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