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マルシャルの退団希望をマンU監督が明言…正式オファーは現状なし

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 マンチェスター・ユナイテッドFWアントニー・マルシャルは、同クラブからの退団希望を明確にしたようだ。

2015年にモナコから当時の10代最高額でマンチェスター・Uに加入したマルシャル。2019-20シーズンには公式戦23ゴールを奪う活躍を見せたが、今季はクリスティアーノ・ロナウドらの加入もあって出番が激減。公式戦の出場はわずか10試合、プレミアリーグの先発はたった2試合に留まっている。先日には、出場機会を望んで1月の移籍を希望していると代理人が発言し、大きな話題となっていた。

そしてラルフ・ラングニック監督は会見で、選手と直接話し合って意思を確認したことを明らかにしている。

「じっくりと話し合った。彼はこの7年間を過ごした今が変化のタイミングであり、別の場所へ行きべきだと感じていることを説明してくれた」

「ある意味では理解できることだと思う。だがその一方で、クラブの状況を確認することも重要だ。コロナ禍であり、3つの大会を戦っている。まだまだ高い目標を持っているし、できる限りの成功を収めたい」

「(どんな移籍でも)選手だけではなく、クラブにも利害がある。私が知る限り、今のところ他クラブからオファーはない。これが事実である限り、彼は残るだろう」

出場機会を望むマルシャルには数多くのクラブが関心を示しており、特にセビージャが熱心に関心を示していることが広く報じられている。しかし『Goal』の取材では、未だ正式なオファーは確認されていない。1月の移籍市場がまもなくスタートするが、26歳FWの去就には注目が集まりそうだ。

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