スイス・スーパーリーグ(1部)のグラスホッパーに所属する日本代表MF川辺駿が、プレミアリーグのウォルバーハンプトンのトレーニングに参加しているようだ。スイス『ブリック』が報じている。

　同メディアによると、川辺はリーグ中断期間を利用し、DFトテ・ゴメスと共にウォルバーハンプトンの練習に参加。スポーツディレクターが独断で決めたことだと伝えられている。

　両選手は5日に行われるグラスホッパーのトレーニングを欠席し、今月13日から21日まで実施されるトレーニングキャンプへの参加も不透明だという。

　リーグ戦の再開初戦は30日の第19節シオン戦。同メディアは「ジョルジョ・コンティーニ監督が後半戦にゴメスや川辺を頼りにできるかどうかは分からない。グラスホッパーのパートナークラブ(ウォルバーハンプトン)に乗り換える可能性すらある。最多優勝を誇る彼らにとっては深刻な打撃となるだろう」とレポートしている。

　川辺は昨年7月にサンフレッチェ広島からグラスホッパーに完全移籍。ここまで公式戦18試合に出場し、4ゴール3アシストを記録していた。

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