beacon

鈴木優磨が去ったシントトロイデン、指揮官は攻撃陣の補強を要求…鹿島から得た移籍金は?

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW鈴木優磨は鹿島へ

 ベルギー1部シントトロイデンのベルント・ホッラーバッハ監督は1月の移籍市場での補強が必須と考えるようだ。地元紙『Het Belang van Limburg』が報じた。

 シントトロイデンは先日、FW鈴木優磨の鹿島アントラーズ復帰が正式に決定。エースの退団を受け、ホッラーバッハ監督は現時点においてさらなるメンバーの流出を認めないスタンスを取っている。『Het Belang van Limburg』は「選手数が足りていない現状を考えると、全員残すことを当然と考える」と強調する同監督のコメントを紹介した上で、クラブは移籍に迫っていたというMF伊藤達哉の退団も容認しない判断に至ったとも指摘した。

 またホッラーバッハ監督が、新たなアタッカーの獲得を要求していることも判明。「幹部にコンペティションを知る選手を連れてきて欲しいと求めた。我々は、ハラ(原大智)やハヤシ(林大地)はベルギーサッカーに馴染むためにまだ時間が必要であると感じている。だから攻撃陣の補強を至急必要とする」と語ったようだ。

 なお同紙によると、シントトロイデンの立石敬之CEO(最高経営責任者)が鈴木の売却で得た移籍金は200万ユーロ(約2億6000万円)と認めたという。ギリシャのPAOKとの契約を解消した元日本代表MF香川真司の獲得が浮上中の同クラブだが、移籍市場での今後の動向に注目したいところだ。

●海外組ガイド
●ベルギー・リーグ2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP