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STVV加入の香川真司、かつてピッチ上で立ち向かった元ボルシアMG主将が語る印象は?

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 ベルギー1部シントトロイデン(STVV)は10日、元日本代表MF香川真司との契約が合意したことを発表。地元紙『Het Belang van Limburg』が特集を組み、その中でボルシアMGでプレーした元ベルギー代表DFが香川のプレーを振り返った。

 香川は2010年夏に当時J2のセレッソ大阪からドルトムントに加入。同クラブでの1回目の在籍期間では現リバプール指揮官ユルゲン・クロップ監督の下ですぐさま定位置を獲得すると、公式戦合計76試合に出場し29ゴール17アシストを記録。2年間でクラブを2度のリーグ優勝とDFBポカール制覇に導く中心的な存在となり、マンチェスター・ユナイテッドへと渡った。

 現在43歳のフィリップ・デームス氏は対戦相手としてブレイク時の香川を目の当たりにした1人。長年ボルシアMGの主将を務めた元ベルギー代表はその頃の香川をこのように語っている。

「彼は2011年と2012年に優勝したチームでキープレーヤーだった。カガワからは、常に素晴らしいフットボーラーという印象を受けた。(現バイエルン・ミュンヘンFWロベルト)レバンドフスキが彼の創造性をよく利用していたね。カガワは中央の位置からビジョンや判断の速さをもって彼を良いポジションに導いたんだ」

「それらをSTVVにも持ち込めるのかを知りたいものだね。人工芝は彼のようなエレガントで機敏なフットボーラーにとっては良いことだろう」

 なお、デームス氏は2005~2015年までの10年間ボルシアMGに在籍。香川が2014年夏にユナイテッドからドルトムントに復帰してからは対戦しておらず、同選手の2010年からの2年間の印象が強いようだ。
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