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ピッチに投げ込まれたのは弁当箱、飛び出した“ある物”とは…ブラジルでショッキングな事件が発生

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“事件”が起きたアレーナ・バルエリ

 ブラジルで行われたサンパウロU-20対パルメイラスU-20の試合でショッキングな出来事が発生した。英紙『サン』が伝えている。

 サンパウロのアレーナ・バルエリで行われた一戦はパルメイラスが1-0とリードして後半アディショナルタイムを迎える。すると、サンパウロサポーターがピッチ上に乱入。パルメイラスの選手に向かった乱入者が体当たりを食らわせると、すぐさま選手数人が取り囲んだ。

 両者の争いをサンパウロの選手が食い止めるが、もう一人の乱入者が登場。サンパウロの選手が2人がかりで動きを止めたものの、この際にスタンドから“ある物”が投げ込まれていた。“ある物”に気付いた選手が拾い上げて主審へと手渡したが、それがナイフだった。主審はスタンドのファンにも見えるようにナイフを高い位置へと掲げ、副審へと手渡している。なお試合は、パルメイラスが1-0の勝利を収めた。

 警察関係者は「アディショナルタイムに2人のファンが侵入した瞬間、フィールドにいくつかの物が投げ込まれた。映像を確認し、審判や選手の話を聞きながら分析を重ねた結果、他のものとともに、ナイフが投げ込まれていた」と話すとともに、「ナイフは弁当箱の中にあり、弁当箱を投げるとナイフが飛び出してきた。どのようにして持ち込まれたのか、すべては警察が調査することになる」と説明している。

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