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“対戦相手”から胴上げされた女子選手…感動的光景に「これぞフットボール」

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2年ぶりの復帰を果たしたMFバージニア・トレシージャ

 脳腫瘍の手術を受けたアトレティコ・マドリー女子のMFバージニア・トレシージャが2年ぶりに試合に復帰。試合後には感動的な胴上げが行われた。英紙『サン』が伝えている。

 現在、27歳のトレシージャはスペイン代表としてもプレー。しかし、20年に脳腫瘍と診断されて手術を行い、その後は闘病生活を送った。だが、23日に行われたスペインスーパー杯決勝のバルセロナ女子戦で、後半40分にピッチへと送り込まれ、キャプテンマークを巻いてプレーした。

 試合には0-7と敗れたものの、2年ぶりの復帰を果たしたトレシージャには忘れられない試合となったようだ。試合後には、かつて在籍したバルセロナの選手たちに囲まれて胴上げも行われ、『ESPN』は「これぞフットボール」とコメント。

 トレシージャはクラブの公式ツイッターで「ここにいて、仲間とすべてを分かち合うことができて、とても幸せです。クラブに感謝しなければならない。彼らはいつも一緒にいてくれた。これは私へのご褒美です。ロッカールームとピッチにいられることは、とても特別なことです」と感謝と喜びを伝えている。

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