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補強必須も未だ実現できず…アルテタ「期限内に獲得できるかはわからない」

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アーセナルミケル・アルテタ監督

 アーセナルミケル・アルテタ監督が、1月の補強について語った。

 23日に行われたプレミアリーグ第23節で、バーンリーをホームに迎えたアーセナル。アフリカ・ネーションズカップで複数選手が離脱する中、この試合ではグラニト・ジャカ&トーマス・パーテイも出場停止で、さらに負傷や新型コロナウイルスの影響で欠場者が続出。ベンチにはアカデミーの選手が5人座るなど、厳しい状況で臨んだ。

 すると、何度か作った決定機をものにすることができず。スコアレスドローで試合を終え、2022年の公式戦は未だ勝利のない(2分3敗)状況が続いている。

 アーセナルでは、ピエール・エメリク・オーバメヤンの去就が不透明な他、アレクサンドル・ラカゼットとエディ・エンケティアが今季限りで契約満了に。その他、中盤の選手層も十分とは言えず、補強の必要性が叫ばれている。試合後、補強に関する質問を受けたアルテタ監督は「計画はしているが、移籍市場は難しく、複雑だ」と前置きしつつ、以下のように語っている。

「それはわかっていることだが、管理するのは大変だ。我々を本当の意味で助けてくれる選手には正しい判断を下し、次のレベルへ引き上げてくれるような選手を獲得するようにしなければならない」

「努力はしているが、期限内に獲得できるかはわからない。我々の意図だけでなく、様々なものが必要になる。もちろん(移籍市場開始と同時に獲得するのは)すべての監督の夢だ。だが、現実的ではない。今回の市場でも、これまでの経緯を見ればほとんどが終盤に決まっているだろう」

「獲得する選手は、我々を次のレベルへと導いてくれる選手でなければならない。すでに一定のレベルがあり、今よりも遥かに上のレベルを求めるのが補強なんだ」

『Goal』の取材では、アーセナルは1月の移籍市場でFWドゥシャン・ヴラホヴィッチ(フィオレンティーナ)やMFアルトゥール(ユベントス)らの獲得を狙っていることが明らかとなっている。移籍市場は残り1週間となったが、補強を実現することはできるのだろうか。

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