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メッシがピケの“裏切り”に失望? スペイン紙「彼を傷つけた」

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昨年夏にバルセロナを退団したFWリオネル・メッシ

 パリSGのFWリオネル・メッシが先日、バルセロナシャビ・エルナンデス監督の誕生日を祝うため、バルセロナ市内でディナーを共にしたことがスペイン『ムンド・デポルティボ』で報道された。

 両者の他にも元同僚のMFセルヒオ・ブスケツやDFジョルディ・アルバ、それぞれのパートナー、メッシと関係が深かった元バルセロナのスタッフなどがディナーに参加。その一方で、カンテラ時代から一緒にプレーしていたDFジェラール・ピケは不在だった。

 スペイン『ムンド・デポルティボ』はピケの欠席に関し、26日の記事で2人の間に溝があることが理由だったと指摘している。

 同紙の寄稿者でもあるジャーナリストのルイス・カヌート氏がカタルーニャのテレビ番組に出演した際、メッシとピケの関係について次のように説明したという。

「チーム内でピケは、メッシの親友の集まりの中には入っていない。その集まりはディナーにいた人々で構成されている」

「私の知る限り、ピケの直近の契約更新で減俸があった後、(2人の)関係が悪化した。これがメッシを傷つけたんだ。彼は失望し、裏切られたという言葉は使いたくないが、ピケにだまされたと感じた。なぜなら、彼はメッシがバルサを去るまでそれをしなかったからだ。メッシは、この行動は自身の退団を避けるため、退団前に行うべきだったと思っている」

 メッシは昨年6月末にバルセロナとの契約が満了を迎えた後、残留を希望して交渉を続けていた。しかし、クラブの財政問題で再契約には至らず、退団が決定。ピケを含む一部主力選手の減俸受け入れが報じられたのは、メッシが涙の退団会見を経てパリSGに移籍した後だった。

 カヌート氏によると、メッシはメッセージアプリでも元クラブ関係者に対し、ピケへの不快感や失望を表していたとのことだ。

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