マンチェスター・ユナイテッドとニューカッスル・ユナイテッドがディーン・ヘンダーソンの移籍に関して交渉するようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。

　2020年夏にローン先のシェフィールド・ユナイテッドからマンチェスター・Uに復帰したヘンダーソン。しかし、この1年半にわたり、ダビド・デ・ヘアの2番手に甘んじており、カップ戦中心にしか出場機会を得ることができていない。

　出場機会が限定的な現状を受け、24歳のイングランド代表GKは予てから退団を希望するとされてきたが、今冬の移籍市場でニューカッスルが獲得に関心を寄せる模様。同クラブの正守護神を務めるマルティン・ドゥブラフカは近年、度々負傷離脱しており、長年興味を持ち続けるヘンダーソンにアプローチするようだ。

　マンチェスター・Uでは当初、ラルフ・ラングニック監督が信頼のおける第2GKを必要としていたことから、24歳のGKを引き留めていた。しかし、同選手がプレー時間を望むことを明確にしたことで、指揮官が折れて、ローン移籍に向けて交渉を開始したようだ。

　依然としてチャンピオンズリーグを戦うことからマンチェスター・Uにはヘンダーソンが必要と考えられており、放出してしまえば大きなリスクを背負うことになるが、3番手には経験豊富な元イングランド代表GKトム・ヒートンも控えており、放出にゴーサインが出されたと考えられている。

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