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冬の移籍市場で4選手を放出したトッテナム、コンテは不満「正常ではない」

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移籍市場を振り返ったアントニオ・コンテ監督

 トッテナムアントニオ・コンテ監督が今冬の移籍市場を振り返った。

 トッテナムは、今冬の移籍市場でMFタンギ・エンドンベレ(リヨン)、MFブライアン・ヒル(バレンシア)、MFジオバニ・ロ・チェルソ(ビジャレアル)らをレンタルで手放し、MFデレ・アリを完全移籍でエバートンに放出することに。シーズン途中のウインドウで、トップチーム選手4人が去っていった。コンテ監督は「奇妙な」振る舞いだったことを認めている。

「1月に3人の選手を貸し出し、1人の選手を売りに出したが、これは奇妙なものだ。我々は過去に何をしたのか、過去の過ちを振り返る必要がある」

「本来であればチームを強化するために選手を買う。過去2、3年で獲得した選手をレンタルするということは、その戦略に間違いがあった可能性がある」

 さらにコンテ監督は、レンタル移籍となった3選手について言及。戦力として考えていながらの放出に疑問を呈した。

「正直なところ、トッテナムに来る前から選手リストを見て、どの選手も重要な選手だと考えていた。実際にエンドンベレはたくさんプレーしたし、ロ・チェルソも、ヒルもそうだった」

「1月に4人もの選手を失うことは正常ではない。確かに我々はこの決定を選手とも共有している。しかし根本的に、過去に何かの間違いが起こったことを意味している。今後は、市場での動き方にもっと注意を払う必要があるだろう」

 一方で、トッテナムはユベントスからMFロドリゴ・ベンタンクールとMFデヤン・クルゼフスキを獲得した。コンテは新たな2選手への信頼を強調している。

「この2人はトッテナムの哲学を理解している。若い選手だが、まだまだ成長し改善できる選手たちだ。彼らはこれからを担う選手であり、そのためには時間が必要だ。我々にとっては良い契約だったと思っている」

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