トッテナムは5日のFAカップ4回戦でブライトンに3-1の勝利。ユベントスから加入したMFロドリゴ・ベンタンクールとFWデヤン・クルゼフスキがデビューを果たした。

　トッテナムは前半13分、FWハリー・ケインが目の覚めるような右足ミドルで先制に成功。同24分にはDFエメルソンのクロスが相手のオウンゴールを誘発し、2-0と点差を広げる。

　前半を2-0で折り返したトッテナムは、後半18分に1点を返されるが、その3分後にはケインがこの試合2点目。こぼれ球をしっかりと決め切り、3-1と勝利を決定づけた。

　この試合では、後半23分にFWルーカス・モウラに代わってクルゼフスキが、同32分にはMFハリー・ウィンクスに代わってベンタンクールが出場。今冬にユベントスから加入した2選手のデビュー戦となった。

　英『フットボール・ロンドン』では、アントニオ・コンテ監督の会見を伝える。新加入2選手の起用について、指揮官は「雰囲気を味わうことも大事なことだった」と言及した。

「プレミアリーグの激しさを理解するためにも、この試合に参加させておくことが重要だった。2人ともに才能のある若い選手だ。ロドリゴは24歳にして、ユベントスで120試合に出場した経験を持つ。クルゼフスキも同様だ。彼らは我々を助けてくれるだろう」

「他のリーグからここに来た場合、その激しさや難しさを理解することは時間が必要だ。2選手にとって、20分程度プレーする機会を与えられたことはとても重要だった」

「3日おきに試合をする場合、ローテーションを組むことも大切になる。だが、そのローテーションのクオリティーが同じでないと、勝ち点を失うリスクも出てくる。この点に細心の注意を払わなければいけない」

「2選手を加えたのは、そのためだ。必要な役割の選手を2人加えた。クオリティーを高め、さらなる数的優位を作るためにね」

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