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マンU、過去10年の移籍市場で1450億円と欧州最大の損失を記録…マンC、パリSGを上回る

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ユナイテッドが欧州最大の損失を記録か

 マンチェスター・ユナイテッドの過去10年の移籍市場での損失が10億ユーロ(約1320億円)を超えるようだ。スイスにあるサッカー関連調査機関『CIES Football Observatory』が発表した。

 2012-13シーズンを最後にアレックス・ファーガソン政権に終止符を打ち、さらに以降プレミアリーグタイトルからも遠ざかるユナイテッド。過渡期を過ごす同クラブはタイトル奪還に向けて現在に至るまで、移籍市場で積極的な動きを見せてきた。

 2016年には当時の史上最高額となる1億500万ユーロ(約138億円)でポール・ポグバを獲得し、その他にも8900万ユーロ(約117億円)でロメル・ルカク、9500万ユーロ(約125億円)でハリー・マグワイア、8600万ユーロ(約113億円)でジェイドン・サンチョと、高額な移籍金を支払って次々にチームに加えてきた。

 そんな中、『CIES』によると、ユナイテッドのこの10年間での総支出は15億ユーロ(約1975億円)に上るようで、反対に選手売却で得た額は4億6700万ユーロ(約615億円)にとどまり、ヨーロッパのクラブの中で最大となる11億ユーロ(約1448億円)の純支出を記録した。

 ユナイテッドに次ぐのがライバルのマンチェスター・シティ。総支出は宿敵を上回る16億ユーロ(約2107億円)を記録したが、7億1500万ユーロ(約941億円)の回収に成功しており、純支出は9億8400万ユーロ(約1296億円)に。3番手は史上最高額でネイマールを獲得したパリSGで、移籍市場での損失は9億4100万ユーロ(約1239億円)になるようだ。

 移籍市場を通しての純支出トップ10は以下の通り。

1位 マンチェスター・ユナイテッド 11億ユーロ
2位 マンチェスター・シティ 9億8400万ユーロ
3位 パリSG 9億4100万ユーロ
4位 バルセロナ 6億5000万ユーロ
5位 アーセナル 5億8300万ユーロ
6位 ユベントス 5億6100万ユーロ
7位 ミラン 4億3200万ユーロ
8位 エバートン 4億2900万ユーロ
9位 アストン・ビラ 4億2400万ユーロ
10位 チェルシー 4億1300万ユーロ

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