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リヨン加入からわずか半年…シャキリがクラブ史上最高額でMLSシカゴ・ファイアー完全移籍

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MFジェルダン・シャキリがアメリカへ

 アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーは9日、リヨンのスイス代表MFジェルダン・シャキリ(30)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2024年シーズンまで。移籍金はクラブ史上最高額とされ、MLS公式サイトによると750万ドル(約8億7000万円)とみられる。

 シカゴ・ファイアーのスポーツディレクターを務めるゲオルク・ハイツ氏は「ジェルダン・シャキリを正式にファイアーに迎えることができ、大変うれしく思っている。シャキリはゲームを変える選手であり、我々のサポーターとシカゴの街に喜びをもたらしてくれる選手だ。同世代のスイス人選手の中で最も優れた選手の1人であるジェルダンは、クラブにとって非常に重要な時期に入団し、我々の目指すものを十分に理解してくれている。我々は、彼と彼の家族をシカゴに迎えることを楽しみにしているよ」と獲得の喜びを語った。

 シャキリは2009年に母国のバーゼルでプロデビュー。当時のスポーツディレクターはハイツ氏だった。その後、バイエルン、インテル、ストーク・シティでプレーし、2018-19シーズンにリバプールへ加入。同クラブでは2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇や2019-20シーズンのプレミアリーグ優勝などに貢献した。スイス代表ではW杯に3大会連続、EUROに2大会連続で出場中。国際Aマッチ通算100試合で26ゴールを挙げている。

 リヨンには昨年8月に3年契約でリバプールから完全移籍。ここまでリーグアン11試合で2ゴール3アシストを記録し、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では5試合に出場していた。

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