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ズマが虐待したネコ2匹、保護される ウエストハムは罰金約3900万円科す

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ネコ虐待のDFクル・ズマに罰金

 ウエストハムのフランス代表DFクル・ズマが飼い猫を虐待する動画が流出したことを受けて、猫2匹はRSPCA(英国動物虐待防止協会)が引き取ることになった。

 問題の動画は、ズマが飼い猫たちに対して台所の床で殴ったり、落としたり、蹴ったりするという暴力的な行為を繰り返している様子が映し出され、スナップチャットに投稿された。

 7日に動画が流出したが、その直後、8日に行われたワトフォード戦でデイビッド・モイーズはズマをフル出場させ、厳しい目が向けられていた。スポンサーの1つだったアディダスは契約を打ち切ったことを『スカイスポーツ』が伝えている。

 その後、動物福祉団体の英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)がズマの非道な行為の被害に遭った2匹の猫を保護したことを発表した。『アスレチック』の報道によると、「2匹の猫は現在、RSPCAの保護下にある。私たちの優先事項は今も昔もこの猫たちの幸せだ」と同団体の広報担当者は述べ、次のように続けた。

「猫たちは獣医たちがチェックのために撮影した後、調査が続くあいだ、私たちのケアを受けるだろう。猫たちへの心配を表明したすべての人に感謝している。私たちはこの動画がネットで拡散される前からこの問題に取り組んでおり、調査を主導している」

「調査を続けているところなので、現時点ではこれ以上コメントはできない」

 また、ウエストハムはズマに対して、2週間分の給与にあたる25万ポンド(約3900万円)の罰金を科した。この罰金は動物保護団体に寄付されるという。

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