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リバプール南野拓実「ファンにアジア人選手も活躍できるというイメージを持ってもらいたい」

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リバプールで活躍を続ける南野拓実

 リバプール南野拓実は、現状に満足できていないことを明かし、さらなる活躍を誓った。

 2020年冬にザルツブルクからリバプールに加入した南野。アジア人として初めてイングランドの名門クラブの門を叩いた同選手は、強力な前線を擁するチームの中で、プレミアリーグ優勝を経験するなどここまで公式戦50試合で11ゴールを記録する。

 そんな日本代表FWが『講談社』の企画の中でここまでのキャリアを振り返った動画が9日に『LiverpoolFC.com』で公開された。

 その中で同選手は「海外移籍、ヨーロッパでサッカーをプレーすることは僕の子供の頃からの夢でしたし、プロになったらなるべく早く海外でプレーしたいという思いがあったので、10代の頃にヨーロッパに行く決断をしたことが大きな自分にとってのターニングポイントでした」と話し、リバプールでの現状やさらなる活躍を誓った。

「違う文化に慣れるということはすごく難しいことでした。食事や時差だったり、家族や友達との距離だったり、すごくいろんな要素があって、難しい部分がありました。けど、それにはもう慣れました。リバプールでプレーすることは自分の小さい頃からの夢でしたし、アジア人の最初の選手としてここにいられることをすごくうれしく感じます」

「でも、だからこそここで何かを成し遂げたいと思いますし、現状の自分の結果には満足していないです。ここで僕が活躍することで、今後アジア人の選手が僕が去った後にプレーするかもしれないので、そういう選手のために少しでもチャンスを広げるために、サポーターのみんなにアジア人の選手もこのチームで活躍できるんだというイメージを持ってもらうためにも、このチームにもっと貢献したいと思います」

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