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アンチェロッティ、168日ぶりに起用したベイルについて「パリSG戦でもスタメンで使う予定か?まだ分からないよ」

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久々にベイルを起用したカルロ・アンチェロッティ監督

 12日のラ・リーガ第24節、レアル・マドリーは敵地ラ・セラミカでのビジャレアル戦をスコアレスドローで終えた。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、MFガレス・ベイルのパフォーマンスに対する満足感を表している。

 アンチェロッティ監督はこの試合で、ベイルを168日ぶりに起用。先発したウェールズ代表MFは決定機こそ決めきれなかったが、飛び出しやトラップ、シュートまでの動作などフィニッシュまでのプレーは申し分なく、今後有用な存在になる可能性を予感させている。

 アンチェロッティ監督は今回のベイルのプレーについて、このような感想を述べている。

「彼は9月にたちが悪い負傷をした。それから問題を回避しつつプレーリズムを取り戻すことに苦労を強いられていたんだ。今日の彼は私たちと一緒にいられること、団結心があることを示してくれたね」

「パリSG戦でベイルが先発する可能性? 分からないよ。これから数日間を経てスタメンを練るわけだからね。今日の彼は決定機を手にしていたし、それを決め切ることもできたろう。相手にとって危険な選手だったね」 その一方で、勝ち点1を分け合った試合自体については、こう振り返った。

「ここ最近の私たちにはゴールが足りない。少しシュートを的中させれば、運があれば点を決めていたはずだ。私たちは3回にわたって1対1の場面をつくり、2本のシュートがバーに当たった。チームがゴールを決めるためのチャンスを手にできていなければ、そりゃ心配するがね。私たちはもっと効果的なプレーを見せなくてはならない」

「確かに前半の内容については不安を覚えたね。前半の私たちはかなり後方に下がっていた。競り合いでそこまでアグレッシブではなく、だから彼らにゲームをコントロールされたのだと思う。ただ後半は全く異なる内容となり、私たちはボールを持っていないときに、よりアグレッシブになった。それが前半と後半の違いだよ」

 また、ここ最近ビニシウス・ジュニオールが相手選手たちから挑発を受けていることについては、どう考えているのだろうか。

「心配していない。そういったことが起こることも理解しなくてはならない。彼は試合だけに集中する必要がある。今日は良いプレーを見せていたし、それ以外のことにエネルギーを使う意味はないんだ」

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