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メッシのバルサ退団の“黒幕”?「彼さえいなければ…」会長に進言した主力選手が明らかに

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昨年夏にバルセロナを退団したFWリオネル・メッシ

 FWリオネル・メッシ(現パリSG)とバルセロナの再契約交渉を巡り、チームメイトがジョアン・ラポルタ会長に「メッシがいなければ、ファイナンシャル・フェアプレーの問題は解決する」と助言していたことが明らかになった。スペイン『スポルト』が同国『エル・パイス』の報道を基に伝えている。

 メッシは昨年6月末にバルセロナとの契約が満了を迎えた後、残留を希望して交渉を続けていた。しかし、クラブの財政問題で再契約には至らず、退団が決定。涙の記者会見を経てパリSGに移籍した。

 記事によると、ラポルタ会長に進言をしたのはカンテラ時代からの盟友でもあるDFジェラール・ピケ。「レオがいなければ、ファイナンシャル・フェアプレーの問題は解決する」。バルセロナの財政問題を解決するにはメッシとの契約を更新しないことが必要だと話し、もしクラブ史上最高の選手を手放すことになっても何も起こらないと主張したという。

 この発言はメッシの耳にも入り、長年一緒にプレーしたチームメイトから裏切られたとショックを受けていたようだ。

 先月にはバルセロナのシャビ・エルナンデス監督の誕生日を祝うため、バルセロナ市内でディナーを共にしたことがスペイン『ムンド・デポルティボ』で報じられたメッシ。MFセルヒオ・ブスケツやDFジョルディ・アルバ、それぞれのパートナー、メッシと関係が深かった元バルセロナのスタッフなども参加する中、そこにピケの姿はなく、当時も2人の不仲が取り沙汰されていた。

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