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集団レイプ事件で9年禁固刑確定の元ブラジル代表FWロビーニョへ国際逮捕状

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FWロビーニョに国際逮捕状

 イタリアの法務省が元ブラジル代表FWロビーニョへ国際逮捕状を出した。

 2013年、当時ミランに在籍していたロビーニョは、ミラノ市街のナイトクラブで5人のブラジル人とともに22歳のアルバニア人女性を集団でレイプしたことで2017年に有罪となり、9年間の禁固刑が言い渡されていた。これを不服とする同選手とリーガルチームは上告したが、先月にローマの最高裁判所は当初の判決を支持し、刑が確定した。

 ただし、現在ロビーニョは母国ブラジルに滞在し、同国は国民の引き渡しを禁止しているため、収監は免れている。

 そんな中、イタリアの法務省は38歳の元ブラジル代表FWの国際逮捕状を発行。さらに、国際刑事警察機構(ICPO)にも依頼したことがわかっている。そのため、アメリカやアルゼンチンをはじめとする約70カ国の国に渡航した際、ロビーニョはイタリアへと引き渡されることになる。

 ブラジル代表としても100キャップを記録し、レアル・マドリーやマンチェスター・シティ、ミランといったビッグクラブでプレーした経験を持つロビーニョは、2020年にサントスに復帰するも、出場機会のないまま数日後に退団していた。

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