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ミスから大ピンチ続発も命拾い…首位R・マドリーが降格圏アラベスに3発完勝

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[2.19 ラ・リーガ第25節 R・マドリー 3-0 アラべス]

 ラ・リーガは19日、第25節を各地で行い、レアル・マドリーアラベスを3-0で破った。今節未消化の2位セビージャとの勝ち点差を7に広げた。

 ミッドウィークの欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦ではパリSGに0-1で敗れたR・マドリー。中3日での一戦に向けては先発1人を入れ替え、MFトニ・クロースに代わってMFフェデリコ・バルベルデが起用された。

 パリSGには一方的に攻め込まれていたR・マドリーだったが、この日は降格圏のアラベスを圧倒。立ち上がりからボールを保持し、FWカリム・ベンゼマが自由にボールを引き出していった。ところが前半20分、MFカゼミーロが自陣ペナルティエリア内でボールを奪われ、大ピンチ。だが、MFジェイソンのシュートは枠を外れて命拾いとなった。

 前半は0-0で終えたが、R・マドリーは後半も猛攻を継続。10分にはFWビニシウス・ジュニオールが豪快な切り返しから左足で狙い、GKフェルナンド・パチェコを強襲すると、跳ね返りを拾ったベンゼマがGKの空いたゴールを狙った。しかし、これはDFフロリアン・レジューヌのカバーに阻まれた。

 すると後半15分、R・マドリーはまたしてもミスから大ピンチ。アセンシオのバックパスが途中出場FWペレ・ポンスに渡り、飛び出したGKティボー・クルトワもかわされ、ゴールが無人の状況となった。だが、振り向きざまに放たれたP・ポンスのシュートはゴール左へ。またしても命拾いした。

 ここからはR・マドリーのゴールラッシュがスタートした。まずは後半18分、右サイドでパスを受けたアセンシオが得意のミドルシュートでファーポスト際を打ち抜き、スーパーゴールデ先制点を奪取。同35分にはバルベルデ、アセンシオ、ベンゼマが絡んだ美しい右サイドの崩しからビニシウスが決め、追加点を奪った。

 さらに後半45分、FWロドリゴ・ゴエスがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得すると、これをベンゼマが決めて3点目。ミスから大ピンチも招いたR・マドリーだったが、終わってみれば3-0の完勝を収めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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