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失点絡んだ久保建英は前半で交代…マジョルカ、救世主FWムリキがまた決めるも3位ベティスに敗戦

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MF久保建英(右)は前半だけで交代

[2.20 ラ・リーガ第25節 ベティス 2-1 マジョルカ]

 ラ・リーガは20日、第25節を各地で行い、MF久保建英所属のマジョルカベティスに1-2で敗れた。久保は5試合連続の先発出場を果たしたが、前半限りで途中交代となった。

 前節ビルバオ戦(◯3-2)では久保のシュートが相手のオウンゴールを誘い、決勝点となって今季2度目の連勝を収めたマジョルカ。それでも初の3連勝を狙った今節は上位のベティスに対し、立ち上がりから劣勢を迫られた。

 ベティスは前半18分、MFセルヒオ・カナーレスからのサイドチェンジを受けたDFアレックス・モレノのミドルシュートは右ポストに弾かれたが、同25分にさっそく先制点。MFナビル・フェキルのパスを受けたDFエクトル・ベジェリンが落とし、カナーレスが左足でクロスを送ると、大外から飛び込んだのはモレノ。久保を振り切った勢いのまま、ダイレクトシュートを押し込んだ。

 対するマジョルカは前半30分、右サイドで久保が起点となって相手をいなし、左サイドに展開すると、パスを受けたDFジャウメ・コスタが前線に浮き球パスを配給。FWベダト・ムリキが巧みなトラップから右足を振り抜いた。だが、シュートは右ポストに直撃。同34分には久保が積極的なミドルシュートを狙ったが枠を外れ、マジョルカは1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。

 すると後半開始時、マジョルカは久保に代わってMFイ・ガンインを投入。久保は失点に絡んだままリベンジの機会を与えられなかった。それでも後半29分、マジョルカはJ・コスタのクロスをムリキが豪快なヘディングシュートで流し込み、貴重な同点ゴール。今夏加入のムリキはラ・リーガ3試合目にして早くも2ゴール目となった。

 ところがベティスも後半36分、MFクリスティアン・テージョのクロスにMFウィリアン・カルバーリョがワンタッチボレーで狙うと、これがMFロドリゴ・バタグリアの手に直撃。いったんはプレーが流されたが、VARの介入によりPKを獲得した。これをキッカーのFWウィリアン・ジョゼが落ち着いて決め、再びリードを奪取。試合はそのままタイムアップ。競り勝ったベティスが4位バルセロナ(1試合未消化)に勝ち点4差の3位をキープした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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