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アストン・ビラDFが得点後にウクライナでプレーする代表同僚へメッセージ…その後イエロー受ける

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アストン・ビラのDFマティ・キャッシュ

 アストン・ビラのマティ・キャッシュは、得点後にウクライナでプレーするポーランド代表チームメイトへのメッセージを掲げ、イエローカードを受けた。

 26日に行われたプレミアリーグ第27節でアストン・ビラは敵地でブライトンと対戦。17分にキャッシュ、68分にオリー・ワトキンスが得点を挙げて2-0で勝利し、リーグ戦4試合ぶりの勝利を手にした。

 この試合で先制点を決めたキャッシュは、セレブレーションの際にユニフォームを脱ぎ、アンダーシャツのメッセージを披露。その中には、現在ロシア軍の侵攻を受けるウクライナのディナモ・キエフでプレーする代表チームメイトに向けて「トマシュ・ケジオラ+家族、強くあれ」と手書きで記されていた。

 もちろん、この行為はプレミアリーグの規定でイエローカードの対象になっており、主審のジョン・ブルックス氏はキャッシュに対して警告を提示した。

 しかし、イギリス『スカイスポーツ』で司会を務めるジェフ・ステリング氏は、主審のこの判定に対して「これはウクライナの人々へのメッセージで、彼はこの行為で警告を受けた。ジョン・ブルックスは経験不足のプレミアリーグレフェリーだ。正気になり、このような行為を見逃してほしい。いや、彼らは見逃すべきだ」と非難した。

 また、アストン・ビラのスティーブン・ジェラード監督は、試合後にキャッシュの行為について「彼の責任はまったくない。すべての選手に対して試合前に言っておくべきだったが、私はそのようにしなかった。だから、イエローカードの責任は私にある。プレミアリーグや選手の責任はない。責任があるのは私だ」と擁護した。

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