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10季ぶり優勝のリバプール…クロップ「南野がいなければ、私たちはここにいなかった」

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FW南野拓実も笑顔

[2.27 カラバオ杯決勝 チェルシー 0-0(PK10-11) リバプール]

 リバプールは27日のカラバオカップ決勝で勝利し、10シーズンぶりの優勝。ベンチスタートのFW南野拓実には出番が来なかったが、それでもユルゲン・クロップ監督は、今大会を通じたその活躍を称えた。英『リバプール・エコー』が伝えている。

 チェルシーとの頂上決戦はスコアレスのまま延長戦でも決着がつかず。PK戦の末、リバプールが10シーズンぶり9度目の栄冠を手にした。

 南野は今大会5試合に出場し、4ゴール1アシスト。準々決勝では、2-3で迎えた後半アディショナルタイムに劇的な同点ゴールを挙げ、勝利の立役者となった。決勝では出番はなかったが、優勝セレモニーではカップを掲げる笑顔の様子を見せていた。

 クロップ監督は優勝決定後、「まるで2頭のライオンがお互いにぶつかり合うようだった。本当にクレイジーな戦いだった。そして、PK戦はいままで見た中で最も見ごたえのあるものだった」と振り返る。

「このような形で優勝できたことは、本当にすばらしい。我々は“ピープルズ・カップと呼んでいるが、この大会という旅は、チームの旅なんだ。私がこの旅を好きな理由だ」

 今大会では32選手を起用。指揮官は試合前のミーティングで、登録メンバー外の選手も含め、「これが私のチームだ」と語った。これまでの戦いを振り返りつつ、「この旅は素晴らしいものだった。南野拓実とディボック・オリギがいなければ、彼らが決めたゴールがなければ、私たちはここにいなかった」と、チーム全員の戦いだったことを強調したという。

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