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クロップがリバプールの若き守護神を絶賛「世界最高の2番手だ」「起用した決断が正しかったことを証明した」

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リバプールのGKクィービーン・ケレハー

 リバプールは27日のカラバオカップ決勝で勝利し、10シーズンぶりの優勝を果たした。チームを率いるユルゲン・クロップ監督は、この大舞台で抜擢した23歳の若き守護神GKクィービーン・ケレハーの活躍を称賛。イギリス『BBC』が27日に伝えている。

 ケレハーは前後半、そして延長戦を含めた120分間を無失点に抑えると、迎えたPK戦でのストップはなかったが、11番目のキッカーを務め、フィールドプレイヤー顔負けのキックでゴールに突き刺した。その後、チェルシーのGKケパ・アリサバラガのPKを失敗を最後に試合が終わると、ケレハーは歓喜の輪の中に。リバプールが10シーズンぶり9度目の栄冠を手にした。

 クロップは今大会ここまでケレハーを、負傷で出場が叶わなかったプレストンセ戦と準決勝第1戦のアーセナル戦を除く、3試合で起用。リーグ戦では正GKアリソン・ベッカーの2番手として試合のほとんどをベンチで見届ける若き守護神を、優勝のかかった大舞台でスタメンに抜擢すると、その活躍ぶりに舌を巻いた。

「ケレハーは世界最高の2番手だ。彼は信じられないようなプレーをした。2番手は、呼ばれたときに準備ができていなければならないし、今夜の試合は本当にすごかった」

「少なくとも2つ、おそらくそれ以上の信じられないようなセーブを覚えている。彼を起用した決断が絶対に正しかったことを証明してくれたし、とても見事なシュートアウトで彼のスキルのすべてを見せつけた」

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