beacon

一部批判を浴びる前田大然に英紙は「Jリーグ疲れ」を指摘

このエントリーをはてなブックマークに追加

今冬に加入したFW前田大然

 イギリス『デイリー・レコード』が2月28日、セルティックが不調に陥るのを食い止めるためにアンジェ・ポステコグルー監督が解決すべき問題の1つとして、Jリーグからの新加入組が抱える疲労を挙げた。

 セルティックはリーグ戦で現在、2位レンジャーズと3ポイント差の首位に立っているが、直近の第27節ハイバーニアン戦(△0-0)で連勝が「8」でストップ。今冬に加入したFW前田大然とMF旗手怜央は先発フル出場し、ベンチスタートのMF井手口陽介に出番はなかった。

 前田は1月の新天地デビュー戦で開始早々に初ゴールを挙げ、出場3試合目には2得点目も記録したが、直近3試合はノーゴールとなっている。

 そのプレーぶりに関して同紙は「Jリーグ疲れ?」と指摘し、「前田大然がセルティックデビューからわずか数分でゴールを決めた時は、即戦力となることを運命づけられたように見えた。しかし、その後の数週間は、このFWにとって少しばかり厳しいものとなっている」とレポート。日本でのシーズンを終え、すぐに合流したことによる疲労も影響しているのではないかとみているようだ。

「前田のオールラウンドなプレーはまだ本調子ではなく、少数とはいえ、セルティックファンから批判を浴び始めている。しかし、Jリーグでフルシーズンを過ごしたばかりで、彼が全力を出し切れないのは本当に不思議なことなのだろうか?」

 また、「華々しいデビューを飾ったものの、最近の試合では調子を落としている旗手怜央も、現時点では同じようなことがいえるかもしれない」と、旗手のコンディションにも懸念を表している。

 もし疲労が原因であれば「選手に休養を与える以外に解決策は思い浮かばない。しかし、ポステコグルー監督にはそんな余裕はないだろう」と見解を示す同紙だが、離脱していたFW古橋亨梧やMFデイビッド・ターンブルの復帰が迫っていることに触れ、「デイビッド・ターンブルと古橋亨梧の復帰は、これ以上ないほどタイミングがいい」と前田と旗手の負担軽減に向けてポジティブに記した。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●海外組ガイド

TOP