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W杯最終予選まで1か月切る中、カメルーンが指揮官交代…“大統領主導”でR・ソングが監督就任

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 カメルーンサッカー連盟は、リゴベール・ソング監督の就任を発表した。

 1月の自国開催だったアフリカ・ネイションズカップでトニ・コンセイソン監督の下で3位に入ったカメルーン。そして、3月末にはカタールでのワールドカップ本戦出場を目指してアフリカ最終予選で2019年のアフリカ・ネイションズカップ覇者であるアルジェリアと対戦する。

 しかし、カメルーンサッカー連盟は1日、大一番まですでに1か月を切る中、2019年からチームを指揮したコンセイソン監督の退任を発表。そして、代役として同国のレジェンドであるソング監督が就任することが決まった。

 さらに、通常とは異なることとして、この指揮官交代はポール・ビヤ大統領からの指令である模様。イギリス『BBC』によると、同国のスポーツ相は「共和国大統領からの非常に高位な指令により、男子代表チームのコーチはリゴベール・ソングに代わる。カメルーンサッカー連盟はこの指令を受けて必要な対応を求められた」と話していたようだ。

 ソング監督は現役時代、カメルーン歴代最多となる137キャップを誇り、4度のワールドカップ出場、2度のアフリカ・ネイションズカップ優勝に輝いた名選手。引退後はコーチ業に転身し、2018年から同国U-23チームで指揮を執っていた。
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